投資信託の種類

投資信託は、他の金融商品と比較して、とても種類が多い商品です。
分類のしかたには次のようなものがあります。

 

 

まずは、国内か海外で設定するかによって分類できます。
次に、投資信託を組成する形態によって分類できます。

 

 

運用会社と信託銀行が信託契約を結んでいる「契約型」と、投資法人を設立することによって組成される「会社型」の2種類があります。
さらに、投資対象に株式を組み入れない「公社債投信」と組み入れる「株式投信」に分けられます。
そしてファンドを設定する前の募集期間だけ購入できる「ユニット型投信」と、運用を開始した後も購入や資金の追加ができる「オープン型投信」のように、購入できる時期による分類もあります。

 

 

さらに、投資信託のリスクとリターンによって分類されるRR方式もあります。
これは、投資信託協会が定めたそれぞれの商品が持つリスク度合いによって、1から5のランクに区分されます。

 

 

それぞれの詳細については、販売会社に相談してみてください。

 

 

 

 

投資信託の選び方

投資の知識がなくてもすぐに始められる投資信託ですが、投資信託もそれぞれのファンドによって投資の対象が異なるので、まずはどのファンドを購入すればよいのか考えなくてはいけません。
初めてで、何を買えばよいのか見当もつかない方は、まずは自分がどのような投資をしたいのか考えましょう。

 

 

安全第一で、少しの期間でも値下がりするのは嫌だと考える人には、国内債券タイプがお勧めです。
一番安全な方法ですが、元本割れする可能性はゼロではない、ということは念頭に置いてください。

 

 

安全第一だけれども、株もしてみたい、と考える人は、債券と株式を中心にバランスよく購入するタイプをお勧めします。
また、すでに日本株を所有している人は、外国株を、外貨預金や外貨MMFを持っている人は、外国証券を購入することで、リスク分散を図ることが有効です。

 

 

株や債券以外で投資したい、と考える人には、貴金属や原油への投資信託もありますので、それらを検討することもお勧めします。

 

 

 

投資信託情報サイトについて

投資信託は、知識のない素人でも気楽に始められる投資ではありますが、確実に利益を得るためには、情報を収集して、投資する商品について勉強することが大切です。
投資信託は、いろいろな商品に投資できるのが魅力ですが、投資する商品によって手数料が全く異なるし、リスクが非常に高いファンドもあるので、元本割れを避けるためには、投資する商品や、それを扱う会社をじっくりと検討する必要があります。

 

 

投資信託の情報収集には、販売会社に相談するのもよいですが、オンラインで検索すると、たくさんの情報を得ることができるので、そちらをお勧めします。
情報サイトでの検索方法は、ファンド名から探すものから、最大下落率、リスク・リターンから探す、自分の性格に合ったものを探す、分配方法から探すなど、いろいろあるので、自分にとって興味深い、相性の良いものを見つけることが可能です。

 

 

自分の性格とライフスタイルに合った投資信託を見つけて、楽しみながら資産運営をしましょう。